【HTML】ファイルをダウンロードさせるリンクの設置方法
更新日:2025年10月27日 / 投稿日:2022年11月1日

商品の詳細な情報や、会社案内等の配布資料をPDFファイル等を、WEBサイトへアップロードし、ダウンロードをしてもらう、といった仕組みはよく目にするかと思います。
画像等の素材サイトでは、データをダウンロードしてもらうために、ダウンロードボタンが設置されています。
このように、PDFや画像素材、エクセルなどのドキュメントファイルをWEBサイトからダウンロードさせたいと考えた事はありませんか?
今回は、WEBサイトからファイル等をダウンロードさせるリンクの設置方法についてご紹介していきます!
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~ 目次 ~
まずはリンクタグを設置します
ファイルをダウンロードさせるには、リンクタグ(aタグ)を使用します。
以下のコードのように、ますはaタグをマークアップします。
<a href="ダウンロードしたいファイルのurl">ここにテキストが入ります。</a>
上記のコードではまず、href属性にダウンロードさせたいファイル名とそれまでのパスを記述します。
上記のタグにdownload属性を追加します
次に「download属性」というものを先程記述したaタグに追加してダウンロードをさせる設定を行います。
このダウンロード属性がない状態だと、記述したURLへページが遷移をしてしまうだけになります。
以下のようにコードをマークアップしてきます。
<a href="ダウンロードしたいファイルのurl" download>ここにテキストが入ります。</a>
これで、テキストをクリックするとアップロードしたファイルがダウンロードされるようになります。
ダウンロードファイル名を変更してダウンロードさせたい場合
ダウンロードファイル名を変更してダウンロードさせたい場合は、以下のようにdownload属性を変更します。
<a href="download/test.pdf" download="テスト.pdf">ここにテキストが入ります。</a>
上記のようにdownload属性変更する事で、「test.pdf」をダウンロードすると「テスト.pdf」というファイル名に変更されてダウンロードが行われます。
気を付けておくべきポイント
download属性を使う際には、以下の事に気を付けておくとよいでしょう。
ダウンロードに適していない拡張子について
download属性を使う事で様々なファイルをダウンロードさせる事ができる一方で、あまりダウンロードに適していない拡張子のファイルも存在し、注意が必要です。
.exeファイルや.swfファイル、ものによっては.csvアフィル等も、ダウンロードをする際に警告のポップアップアラートが表示されます。
こうしたファイルをダウンロードさせたい場合には、zip形式にしてファイルを圧縮させた後、ファイルをアップロードすると、ダウンロードする際に警告のポップアップアラートが出ずにダウンロードが出来ます。
download属性は同じドメインでのみ有効です
ダウンロードが出来るファイルは、同じドメインの同じサーバーの中にあるファイルだけになります。
外部サイトのファイルをダウンロードさせる事は出来ません。
まとめ
download属性を使ったファイルをダウンロードさせるリンクの設置方法についてご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか?
編集自体はとても簡単ですので、是非一度お試し下さい!
この記事を書いた人
KNOWLEDGE BASEの中の人
2013年よりWEB制作会社に入社し、デザイン・コーディングからディレクションと幅広く従事。
